防災対応型太陽光発電システム(小容量システム)

 

特 徴 :

  1. 回路切替機能を備えている為、系統連系システムと独立型システムの機能を合わせ持った防災対応型太陽光発電システムを構築可能。
  2. 防災時の商用電力の供給が“断”となった場合でも、安定して負荷へ商用電力を24時間連続して供給可能。
  3. 通常は系統連系運転を行い、昼間発電した電力を全量電力会社へ売電 し、設備投資コストの回収を早める事が可能。
  4. 既存の建屋への設置が可能で、大掛かりな工事を不要とし、簡単に防災対応型の太陽光発電システムが設置可能。
  5. 各部品に産業用製品を採用する事で高信頼性が確保出来、防災時の重要負荷への電力供給が可能。
  6. ユニット単位での設置が可能で、主ユニットに追加1ユニット分の容量まで対応可能なパワーコンディショナ容量を採用。
  7. ユニット単位での増設が可能で、小容量システムから中容量システム迄の対応が可能。
  8. システムをユニット化する事で、1つのユニットに問題が発生した場合でも全電源喪失には至りません。
【通常時(系統連系運転)】
  1. 通常時(系統連系運転)は、太陽電池にて発電した直流電力をパワーコンディショナにて系統と同期した交流電力に変換して、全量を逆潮流する。
    ( 電力会社へ売電する)
  2. 電力会社は本システムにて発電した電力を本年7月以降施行されるグリーン電力買い取り制度に基づき、全量買い取りする。
  3. 防災時使用する鉛蓄電池は内蔵した小型充電器にて維持充電を実施し、防災時に備える。
【防災時(商用電力“断”)】
  1. 災害時に商用電力の供給が“断”となった場合には、自動的に出力を防災時出力に切り替える。
  2. 日中の太陽光が確保される時には、太陽電池が発電する電力を一旦蓄電池に蓄電するのと並行して、内蔵されたインバータにて直流電力から交流電力に変換し、日射の如何に係らず、防災時に使用する負荷へ交流電源を安定して供給する。
  3. 夜間も蓄電池からの電力供給により、防災負荷への電力供給が可能。
  4. 昼間の太陽電池の発電電力により夜間に使用された蓄電池の電力は回復充電されると共に、負荷へも同時に電力供給を行う。
  5. 負荷への供給可能電力量は設置場所の日射条件等により決定される。

防災対応系統連系型

◆ 用 途
  1. 通常は商用電力からの電力供給を受けている機器で、災害発生時に商用電力が“断”となった場合でも電力を使用しなければならない機器への電力供給源として。
  2. 通常は使用していないが、災害発生時にはどうしても使用しなければならない防災用機器への電力供給源として。
  3. 商用電力の供給が“断”となった場合に、夜間も安定して電力供給が必要な機器への電力供給源として。( 災害時に24時間電力供給が必要な機器)

最少ユニットのシステム構成

システム構成器材
太陽電池容量 1,881(W)
接続箱 1面 (切替回路内蔵)
パワーコンディショナ 最大4,000(W)
充放電制御盤 1面
蓄電池 DC48V80Ah
太陽電池架台 1式(※1)

※1 : 設置方法により最良の方法をご提案させて頂きます。

システムブロック図

最小1ユニットのシステムブロック図は下記の通りとなります。

【防災負荷の内訳(例)】
液晶テレビ 100(W)
携帯電話充電器 50(W) (5W×10台)
衛星電話 35(W)
ラジオ 20(W) (10W×2台)
LED照明 70(W) (7W×10灯)
その他 5(W)
合 計 280(W)
必要設置面積・設置場所
太陽電池モジュール 約12.7²(L4.9m×D2.6m)
接続箱 W405×D142×H330(mm)(屋外壁掛け式)
パワーコンディショナ W460×D131×H280(mm)(屋内壁掛け式)
充放電制御盤 W800×D500×H1550(mm)(屋内自立式、下部に蓄電池内蔵)
  
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